8月6日の星空

8月6日の夜空(星図)

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2011年8月6日 21時の空

天体の位置は東京を基準として表示しています。

印刷に適した星図ポスター/チラシは素材ダウンロードのページにあります。

 

織姫星と彦星を見つけよう

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今年の伝統的七夕の日は、8月6日(土)です。夜9時の星空を散歩してみましょう。
まずは、頭上から。頭の真上を「天頂」といいますが、この日、天頂付近に純白の輝きを放っているのが、こと座のベガです。少しぐらい街明かりがあっても簡単に見つけられる明るい星です。このベガが織姫星です。続いて、彦星を探しましょう。
 今度は方向を意識しましょう。彦星は、この時刻には南東の方向に輝いていますから、自分の体もそちらに向けてみましょう。そして、今度は見上げる高さにも注意です。およそ60度の高さに、彦星が輝いています。といっても、なかなか見当がつかないと思います。そこで、体の物差しを使いましょう。左右どちらでもかまいませんので、親指を上にしてにぎりこぶしを作ってみましょう。そしてその腕をピンと伸ばし、目の高さに持ってきます。この「グー」ひとつ分が約10度になります。60度なら、地平線からこぶしを6個重ねたあたりを見ればよいことになります。
 南東方向で、60度の高さのあたりを見れば、彦星はその視界に入っているはずです。色はベガと同じ白。明るさはベガよりもやや暗めです。彦星には、わし座のアルタイルという名前がついています。

 

夏の大三角

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 ベガから東側に少し目を移すと、はくちょう座のデネブが輝いています。これに、アルタイルを加えて3つの星を結べば、「夏の大三角」のできあがりです。この三角は比較的簡単に見つけることができ、星図と照らし合わせながら星空散歩を進める、よい目印になります。

   

天の川を見よう

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 伝統的七夕の日は、1年のうちで最も天の川が見やすい時期といえます。夏の大三角を横切る天の川銀河は、南の空の地平線までつながっています。織姫星と彦星は、この天の川によって隔てられています。年に一度二人が再会するときには、大河を渡るためにカササギという鳥が集まって橋をかけてくれるそうです。またこの日は、南西の低い空に半月上の月が輝いています。月を舟に見立てれば、月の舟で天の川を渡り再会を果たす二人の姿も想像できそうです。

 

天の川銀河

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 伝統的七夕の日は、深夜になると月が沈み、街明かりのない夜空なら天の川がよく見えるようになります。夏の大三角から、天の川をたどって南の空へ目を移せば、いて座やさそり座にたどり着きます。この、いて座付近の天の川は一番明るく見え、双眼鏡を使うとその眺めは見事です。
 実は、天の川は私たちの地球や太陽が属する「天の川銀河」そのものの姿です。1000億個ともいわれる星の大集団、天の川銀河。その雄大な輝きに包まれながら、伝統的七夕の夜は更けていきます。

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▲夏の大三角を横切る天の川(渡邉陽一撮影)

   
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