伝統的七夕ライトダウン2016キャンペーン

観山 正見さんからのメッセージ

ライトダウンに向けて

宇宙からみた夜の日本列島は、明かりで輝いています。夜道を照らす光は、 安全・安心のためにとても大切です。暗い夜道を過ぎて、家の明かりを見え るとほっとします。

でも、宇宙から見える光は、無駄な明かりです。なぜなら、空から見える 光は、上空を照らしている光ですから、道を照らし、家を明るくする光とは 違います。つまり、エネルギーの無駄です。

そして、この無駄な光は、夜空を明るくして星々を隠してしまいます。私 たちが含まれる銀河である「天の川」も隠してしまいます。

ですから、一年に一度くらい明かりを落として、星たちの姿を楽しみませ んか。そして、ライトダウンをきっかけに、照明を工夫することを考えまし ょう。エコな生活で、安全で安心な夜に、星空が楽しめる街にしましょう。


観山正見 (みやま しょうけん)

広島大学学長室特任教授

1951年広島県東広島市生まれ。 京都大学大学院理学研究科博士後期課程修了後、同大助手、国立天文台助教授、教授、副台長、台長を経て2012年から現職。 専門は理論天文学。 著書に「太陽系外の惑星に生命を探せ」、「シミュレーション物理学」(共著)など。

2015-08-18(火曜日) - 00:13 am | |